メディカルフットネス「e-エクササイズ」とは

膝や足が痛い方も、座って安全に楽しく運動を継続することができます。

「認知機能の向上や健康的な長寿」を願い、総合的に身体機能を高めます。e-エクササイズは精神障がい者、認知症高齢者、生活習慣病罹患者の方々が、身体機能や体力、疾患に応じて、座って、効果的に成果を得ることができます。

運動生理学・機能解剖学を基盤にして動きを構成した、効果的で安全な運動です。

e-エクササイズは運動による精神的な高揚と合わせて、運動生理学・機能解剖学を基に研究されたプログラムです。運動強度(Mets)・心拍数・血圧・DP(ダブルプロダクト:心臓への負担度)について実証データーのもと開発された運動療法です。

【三和中央病院でのe-エクササイズの取り組み】

三和中央病院では、運動不足になりがちな療養病棟の入院患者様、老年期病棟の患者様を対象に定期的にe-エクササイズ運動療法に取り組んでいます。

代表の松浦インストラクターを中心に、e-エクササイズの皆さんの明るく元気なリードで、普段は自分たちのベッドから出ようとされない患者様達も、「この運動ならば!」と仲間とのふれあいを楽しみに多くの方が参加されています。

現在では、毎週月曜日の午後から全病棟の入院患者様を対象として作業療法と位置づけ、毎日30名近くの多数の患者様が参加しており、各病棟でe-エクササイズプログラムを導入しています。

e-エクササイズは糖尿病始め、生活習慣病予防効果が期待できるとのエビデンスが報告されています。当院では生活習慣病予防も視野に入れ、プラス患者様のやる気を引き出すQOL向上につながることにも重点を置いて取り組んでいます。