さんクリニックの概要

さんクリニックは、平成25年5月1日に開院して、令和5年5月1日で丸10年が経過します。

開院当初に目指していた、いくつかのことも、10年という歳月の中で、変化を余儀なくされています。

当初は「その日に受診できる」と掲げていました。50人以上の方が新たに受診された月もありました。しかし、今では新患の受診は数か月～6か月待ちとなってしまいました。

「その日に受診できる」ことの必要性や大切さが十分にわかっていながら、ずるずると現状に流されて受けることができない状態をどうすればいいのか、多くのクリニックや病院との連携の仕組みで解決していくべき課題なのだろうと思っています。

アウトリーチ指向は変わらず持っているつもりですが、訪問看護ステーション等の増加で、クリニックへのニーズはやや減少しているように感じます。今後も、出来る限りクリニックからの往診や、訪問看護を行っていきたいと考えています。

職員の私服での勤務は開院当初と同じように続けていますが（表情がわかるようにという）マスクなしでの対応は、コロナ禍に大きく影響されました。

ですが、令和5年3月13日からは、少しずつ再開チャレンジ中です。どうか、ご理解のほど、お願いいたします。

それから、変わっていないことがもうひとつ。「お誕生日ソフト」と内輪で呼んでいる試みは、職員がこの10年続行してくれています。受診していただけた方々には、あーあれかとわかってもらえるでしょうか。

これからもよろしくお願い申し上げます。

さんクリニック院長
松本　喜代隆